いわすぽ立ち上げの想い
こんにちは、”いわすぽ”代表の辻本智也です。
私はこれまで、地域スポーツクラブSLDIの代表として、多くの子どもたちと向き合ってきました。
その中で、ずっと心に引っかかっていたことがあります。
それは、「運動が苦手だったり、集団の中で不安を抱えていたりする子どもたちに、十分に寄り添えてこなかった」ということです。
本当は、もっと支援が必要な子どもたちがいる。
だからこそ私は、「すべての子どもたちのために向き合える場所」を本気でつくりたいと思いました。
どんな子にも、安心して過ごせて、自分のペースで成長していける“土台”となるような場所を。
“いわすぽ”は、そんな思いから生まれた、新しいスタイルの児童発達支援・放課後等デイサービスです。
子どもたちの「できた!」という小さな成功体験を丁寧に重ねながら、
ご家庭と一緒に、一人ひとりの可能性をひらいていけるよう、これからも歩み続けます。
一般社団法人SLDI 代表
辻本 智也

「いわすぽ」は、スポーツ×教育の専門知識を活かして誕生した、岩見沢市発の新しいスタイルの児童発達支援・放課後等デイサービスです。ドイツ発のボール運動プログラム「バルシューレ」や、北海道教育大学との連携による運動療育プログラムなどを取り入れ、子どもたちが“楽しく・安心して”運動に取り組める環境を整えています。
私たちは、すべての子どもが「自分らしく」成長できる社会の実現を目指し、運動と遊びを通じた支援を行っています。運動が苦手で体育の時間が不安だったり、集団行動が苦手で輪に入りづらかったり、自信を失いやすく失敗を恐れてしまったり――そんな子どもたちにこそ、安心してチャレンジできる居場所を届けたいと考えています。
「いわすぽ」の支援は、“勝ち負け”や“上手・下手”ではなく、「楽しさ」や「自分のペース」を何よりも大切にしています。活動の中では、成功体験を丁寧に積み重ねられるようサポートし、自己肯定感、集中力、協調性、感情のコントロールなど、日常生活や学校生活にも活かされる“生きるための土台”を育てていきます。
指導にあたるのは、専門的な研修を修了した指導員や、バルシューレ資格を持つ経験豊富なコーチ陣。一人ひとりの発達段階に合わせた“ちょうどよい挑戦”を設定し、子どもたちが「できた!」「またやりたい!」と前向きな気持ちを育めるよう、日々取り組んでいます。
子どもたちが自然と笑顔になり、無理なく、少しずつ成長していける――
「いわすぽ」は、ご家庭とともに子どもたちの育ちを支えていく“もうひとつの居場所”でありたいと願っています。
インフォメーション
お知らせなどを掲載しています。
「いわすぽ」公式サイトをオープンしました!
このたび、児童発達支援・放課後等デイサービス「いわすぽ」の公式サイト(https...
いわすぽの特徴
1. スポーツクラブSLDIの指導ノウハウを活用したプログラム
協調性・集中力・感情コントロールの力など日常生活や学校生活にも活かせる力を育成します。
2. バルシューレを通して、幼少期に必要な基礎運動能力を楽しく習得!
バルシューレは、ドイツで開発された、科学的根拠に基づいたボール運動プログラムです。子どもの発達段階に合わせて「投げる・蹴る・打つ」などの動きを遊びながら自然に学べます。
3. 「できた!」を実感し、自己肯定感をアップ
いわすぽでは、勝敗にこだわる前に大切なこと――自分の思いを伝える、相手を思いやる、チームで役割を持つ、失敗しても再チャレンジする――といった、社会で必要な「非認知能力 (感情・人間関係・挑戦力)」を、スポーツや遊びを通じて楽しく育てています。
一日の流れ
年齢に応じたスケジュールで開催しています。

コーチ紹介
様々な経歴を持ったコーチが対応をしています。

辻本 智也
一般社団法人SLDI 代表
●岩手県盛岡市出身
●北海道教育大学函館校卒業
◎サッカー歴18年
◎アイスホッケー歴13年
○バルシューレ指導者A級
○初級障害者指導員
○アシスタントマネージャー
(スポーツ協会)

金子 新
児童発達支援管理責任者
●北海道札幌市出身
●児童福祉経験7年
◎サッカー歴 9年
○バルシューレ指導者C級
○文書デザイン検定3級
○情報処理検定3級
○プレゼンテーション作成検定3級
○電卓計算能力検定3級
○介護職員初任者研修課程修了

森末 愛美
児童指導員
●広島県三次市出身
●北海道教育大学旭川校卒業
◎スキー歴18年
○バルシューレ指導者C級
○小学校教諭1種
○中学校美術教諭1種
○高等学校美術教諭1種
○SAJ公認スキー指導員
○SAJ公認スキーB級検定員
協力パートナー
いわすぽは、様々なパートナーと共同でプログラムを開発しています。

バルシューレ(BallSchule)
ドイツ・ハイデルベルク大学で生まれた、幼少期における発育発達のためのボール運動プログラムです。日本ではまだ数少ないA級指導者の辻本が監修のもと、専門的な内容を子ども一人ひとりの発達に合わせて実施しています。

北海道教育大学 岩見沢校
地域連携協定を締結。岩見沢校スポーツコーチング科学専攻の研究をもとにスポーツ振興を行っています。

CAPS-CHILD
CAPS-Childは、北海道教育大学岩見沢校が開発した、子どもの「豊かな運動経験」の実現を目指す運動支援プログラムです。いわすぽでは、大学と連携しながらこのプログラムを導入しています。

SLDI
SLDIは「岩見沢を世界から注目される育成の先進地へ」を理念に掲げ、300名以上の地域の子どもたちにスポーツ指導を行っています。サッカー、バスケットボール、バレーボール、陸上、HIPHOP、新体操、スキーなど、競技を越えて幅広く展開しながら、子どもたちの「生きる力」を育むクラブです。
良くあるご質問
皆様多くの悩みを抱えていらっしゃいます。
良くあるご質問の一部を掲載いたしますが、是非お気軽にご相談ください。
Q1. 言葉がゆっくりな子ですが、運動あそびで良くなるんですか?
A. はい、運動には「言葉の芽」を育てる力があります。
「いわすぽ」では、言葉だけでなく、体の動きを通して「伝える力」「聞く力」を育てます。たとえば、ボールを「ちょうだい」と言って受け取る、簡単なルールを聞いて理解する、動作とことばを結びつける(例:「走る・止まる」「投げる・キャッチ」)など、身体感覚と言語のつながりが育ち、ことばが自然に出てくる土台が整っていきます。
Q2. コミュニケーションが苦手です。運動って一人でもできるのでは?
A. 「いわすぽ」では、一人遊びから“やりとり”が生まれます。
いきなり「みんなで一緒に」はハードルが高い子もいます。「いわすぽ」では、まずはコーチとの一対一のやりとりや視線・ジェスチャーによるコミュニケーションからスタートします。次第に「一緒にタイミングを合わせる」「順番を待つ」「相手の動きを見る」といった非言語的なコミュニケーション力が育ちます。
Q3. じっとしていられない・集中力が続きません…
A. 運動あそびは“じっとしていること”より“動いて学ぶ”体験を大切にしています。
多くの子どもたちは「動きながら考える」タイプ。静かに座っていることより、楽しい運動を通じて自然と集中する経験を積むことで、「やりたい」「もっとやりたい」「自分で考えて動く」「指示を理解しようとする」といった内側から出てくる集中力・自己コントロール力が育ちます。
Q4. 将来、学校や社会で困らないようにしたいのですが…?
A. 「スポーツ=勝ち負け」ではなく、「社会で生きる力を育てる場」として考えています。
いわすぽでは、勝敗にこだわる前に大切なこと――自分の思いを伝える、相手を思いやる、チームで役割を持つ、失敗しても再チャレンジする――といった、社会で必要な「非認知能力(感情・人間関係・挑戦力)」を、スポーツや遊びを通じて楽しく育てています。
Q5. 他の子と比べてしまいそうで不安です…
A. 「できる・できない」ではなく、「その子の成長曲線」に寄り添います。
私たちは、すべての子どもに「その子らしいペース」があることを大切にしています。
「できた!」を積み重ね、自信を育む環境を整えることが、最終的に大きな成長につながります。
Q6. 感情の起伏が激しく、癇癪を起こすことが多いのですが…
A. 運動を通じて「気持ちを調整する力」が少しずつ育ちます。
運動あそびは、思い通りにいかないこと、順番を待つこと、成功と失敗を経験することが連続します。「楽しかった」「我慢できた」という感情の成功体験が、自分で気持ちを整える力につながっていきます。
Q7. ルールや指示がなかなか理解できません…
A. 言葉での指示だけでなく、「動き」や「目で見える工夫」で伝えています。
矢印やマーク、見本動作など視覚支援を取り入れ、1つずつ分けた指示や、「できたね」と即時のフィードバックで、子どもがルールの中でものごとを楽しめる体験を増やしていきます。
Q8. 自信がなく、「やりたくない」と言って動けないことが多いです…
A. 小さなステップから「できた!」を感じてもらいます。
無理にチャレンジさせるのではなく、「手を伸ばせば届く」目標設定やコーチの寄り添いで、「やってみたい」「やれた!」という自己肯定感が育ちます。
Q9. きょうだいで差があると、どう関わったらよいかわかりません…
A. それぞれの子どもが「主役」になれる場をつくります。
きょうだい児との関係も含め、個別対応や保護者が安心して話せる環境などを整えています。
Q10. 親として、これで本当に合っているのか不安です…
A. 保護者の方の「不安」や「迷い」にも丁寧に向き合います。
活動後の振り返り、面談、相談日などの機会を通じて「一人で抱え込まなくていい」環境を整えています。
Q11. 学校の体育が苦手で、やる前から「いやだ」と言います…
A. 「いわすぽ」は“比べられない体育”を提供しています。
少人数で自信を育てる運動あそびを通じて、体育への苦手意識を克服する一歩を支えます。
Q12. 体育のルールが覚えられず、参加を渋ることがあります…
A. 「動きながら学ぶ」「目で見て覚える」スタイルでルール理解を支えます。
視覚支援や繰り返し体験を取り入れ、「自分でもわかる」「ちゃんとできる」という安心感を育みます。
Q13. 学校で友達とうまく関われないのですが、スポーツで改善できますか?
A. 「動きを通したやりとり」から、関わりの第一歩をつくります。
非言語的なコミュニケーションが生まれる運動体験を通じて、人と関わる楽しさを育てます。
Q14. 学校の集団行動が苦手で、参加が難しいことがあります…
A. いわすぽでは「安心できる小さな集団」から始められます。
個別対応→少人数へのステップアップ支援で、安心して社会性を育みます。
Q15. 授業中の座る・話を聞く・待つといったことも苦手ですが…
A. 体を動かしながら“聞く・待つ・考える”力を育てます。
楽しく動きながら集中力や抑制力を高める構成で、学びの土台を支えます。
